2026.08.29

訪問看護師の1日の流れ・実際の働き方をわかりやすく解説

「訪問看護師の1日って、実際どんな流れなんだろう?」
訪問看護への転職・就職を考えるとき、多くの方がまず気になるのがこの疑問ではないでしょうか。

結論からお伝えすると、訪問看護師の1日は「直行直帰で複数件の訪問(1日5件が目安) → こまめな記録 → そのまま退勤」という流れが基本です。事業所に集まる朝のミーティングはなく、そのかわり週に一度・水曜日の午前中に勉強会やミーティングの時間が設けられています。病棟のような決まったフロアはありませんが、1件ずつ利用者様のご自宅を訪ね、生活の場でケアを行っていきます。この記事では、その具体的な流れと、未経験・病棟経験が浅い方が感じやすい不安について、福岡市南区の訪問看護ステーション「レスピケアナース」の情報も交えながら解説します。

目次

1. 結論:訪問看護師の1日の流れ(早見表)

まずは全体像から。訪問看護ステーションで働く看護師の1日は、一般的に次のような流れで進みます。事業所や地域、利用者様の状況によって前後しますが、大まかな骨組みは共通しています。

タイミングの目安 主な内容
訪問開始 直行直帰のため事業所への出社はなく、自宅などから直接1件目の訪問先へ向かう
午前 利用者様のご自宅へ訪問(バイタル測定・処置・生活支援など)
訪問の合間・移動後 状況整理と多職種連携のための記録時間(15分程度)を確保
午後 午前と同様に複数件の訪問。1日の訪問件数は5件が目安(日によって4〜6件の幅あり)
訪問終了 その日最後の訪問先から直接退勤(直行直帰)
水曜午前(週1回) 通常の訪問日とは別に、勉強会やスタッフとのミーティングの時間を設定

レスピケアナースは直行直帰のスタイルのため、事業所に集まって行う「朝のミーティング」はありません。そのかわり、週に一度・水曜日の午前中に勉強会やスタッフ間のミーティングの時間を設けており、学びや情報共有の機会を確保しています。訪問件数は1日5件が目安ですが、利用者様の状態や地域によって4件で終わる日もあれば6件になる日もあり、固定の件数ではなく目安として捉えていただくのが実態に近い形です。

2. 直行直帰の1日:訪問前の準備とスタッフとの連携

レスピケアナースは直行直帰のスタイルを取っており、病棟のように事業所へ出社して朝のミーティングを行うことはありません。スタッフはそれぞれ自宅などから直接、その日1件目の訪問先へ向かいます。訪問前には、前日までの記録や連絡事項を確認し、その日必要になりそうな物品や書類を準備してから移動します。

「事業所に集まらないと不安なのでは」と感じる方もいるかもしれませんが、まったく連携の機会がないわけではありません。通常の訪問日とは別に、週に一度・水曜日の午前中は勉強会やスタッフ同士のミーティングの時間として確保されており、学びの機会や情報共有の場が定期的に用意されています。

病棟であれば必要な物品がすぐ手の届く場所にありますが、訪問看護では基本的に利用者様のご自宅にあるものを使いながら、その方の生活に合わせてケアを組み立てていきます。ただし、衛生用品など一部の備品は事業所にも常備されており、手持ちが少なくなったときには事業所に立ち寄って補充することもできます。すべてを一人で抱え込むのではなく、必要に応じて事業所を頼れる点も、直行直帰の働き方を支える仕組みのひとつです。

3. 訪問看護の中身:どんなケアをしているの?

訪問先では、バイタルサイン(体温・血圧・脈拍など)の測定や状態観察を行いながら、医療的な処置、リハビリのサポート、ご家族への助言など、その方に必要なケアを行います。病院では治療して退院してもらうことがゴールになりますが、訪問看護では「利用者様がその人らしく住み続けること」を支えるのが役割です。

環境も使う物品も利用者様ごとに異なるため、決まった手順どおりにいかない場面もあります。しかしその分、お一人おひとりの生活に合わせたケアを考えられることに、訪問看護ならではのやりがいを感じるスタッフも多くいます。

「環境も使う物品も一人ひとり異なるため、最初は戸惑いもあった。しかしその分、その方らしい生活に合わせたケアを考えられることに大きなやりがいを感じている」

── 病棟から訪問看護へ転職したスタッフのインタビューより

訪問先でのケアは、処置や観察だけでなく、日々の声かけの積み重ねでもあります。利用者様の表情を見ながら、今どう感じておられるか、どうすれば安心して過ごせるかを考えていくことも、大切な仕事の一部です。

「声をかけながら、その方の気持ちや表情を見て、今何を感じておられるか、どうすれば安全に過ごせるかをチームで考え、支えていきます」

── レスピケアナースの訪問看護スタッフの声より

4. 記録・報告、そして退勤まで

レスピケアナースでは、記録をしっかり作成することを大切にしています。理由は大きく2つあります。1つは、記録を通して利用者様の状況を整理できること。もう1つは、記録が他のスタッフや医師・ケアマネジャーなど多職種との連携を密にする土台になることです。そのため、1件の訪問につき15分程度の記録時間を業務として確保しています。

記録をつけるタイミングは、スタッフによって運用が異なります。すべての訪問が終わったあとにまとめて記録するスタッフもいれば、訪問先からの移動後、時間の空いたタイミングで都度入力していくスタッフもいます。どちらのやり方が正解というわけではなく、自分に合った進め方で記録と向き合えるのも、直行直帰ならではの働き方です。

判断に迷ったことや気になる変化があれば、電話ですぐに事業所のスタッフへ報告・相談できる体制も整っています。訪問看護は一人で利用者様のお宅に伺う仕事ですが、「一人で訪問はするけれど、一人で抱え込む必要はない」働き方ができるのは、こうした記録と相談の仕組みがあるからです。

実際に病棟から訪問看護へ転職したスタッフも、この「一人で抱え込まない」仕組みに支えられたと振り返っています。

「一人での訪問時も、困ったときは常時電話で相談できる体制があり、安心してケアに向き合うことができています」

── 病棟から訪問看護へ転職したスタッフの声より

その日最後の訪問と記録を終えたら、直行直帰でそのまま退勤です。事業所に一度戻る必要はありません。

5. 【FAQ】訪問看護師の働き方でよくある質問

Q1. 1日に何件くらい訪問するの?

A. レスピケアナースでは、1日5件が目安です。ただし固定の件数ではなく、利用者様の状態やその日のスケジュールによって、6件訪問する日もあれば4件で終わる日もあります。「5件を基本の目安としつつ、日によって4〜6件の幅がある」とイメージしていただくと実態に近いです。

Q2. 一人で訪問するのが不安です。

A. 訪問自体は一人で行いますが、ケアはチームで行うのが訪問看護の基本です。レスピケアナースには、判断に迷ったときに電話ですぐに相談できる体制と、先輩スタッフとの同行訪問からスタートする教育体制があります。ですから、「一人ぼっちで判断する」ことにはなりません。

Q3. 病棟経験が浅くても、訪問看護師になれますか?

A. なれます。病棟での経験がそのまま在宅での実践を保証するわけではなく、訪問看護には「生活モデル」という病棟とは異なる視点が求められます。むしろ病棟経験の年数よりも、「その人らしい暮らしを一緒に考えたい」という姿勢が大切にされる仕事です。レスピケアナースのスタッフ紹介記事のQ&Aコーナーでも、「病棟で培った観察力や判断力は、訪問看護でも大きな強みになります」と紹介されています。詳しくは後述のコラムもご覧ください。

Q4. 残業は多いですか?

A. レスピケアナースの看護・事務部門全体(事務職員を含む)では、直近3ヶ月の残業時間は月によって4.5〜6.8時間程度の幅があります(2026年5〜7月実績、3ヶ月平均 約5.8時間/月)。これは訪問看護師だけに絞った数値ではなく、部門全体の実績である点にご留意ください。訪問看護師お一人おひとりの残業時間はこの中に含まれる形になり、記録の量や急な体調変化への対応状況によって日ごとに差があります。より詳しい実感については、面接の際にスタッフへ直接お尋ねいただくのが一番正確です。

Q5. 直行直帰ですか?事業所に行く必要はありますか?

A. はい、レスピケアナースは直行直帰です。事業所に集まって行う「朝のミーティング」はなく、スタッフはそれぞれ自宅などから訪問先へ直接向かいます。そのかわり、週に一度・水曜日の午前中は勉強会やスタッフ同士のミーティングの時間として確保しており、直行直帰でも学びや連携の機会が失われない仕組みになっています。

6. 未経験・病棟経験が浅くても大丈夫?サポート体制

「訪問看護は未経験だから不安」という方は少なくありません。レスピケアナースでは、次のような体制で新しく入るスタッフをサポートしています。

  • ✅ 先輩スタッフとの同行訪問からスタートし、在宅での看護の進め方を実際に見ながら学べます
  • ✅ 判断に迷ったときに電話ですぐに相談できる体制があり、一人で抱え込まずに働けます
  • ✅ 新卒の場合は、療養通所「プルーンベリーハウス」でバイタル測定や状態観察など看護の基礎を積んでから訪問に出るステップもあります
  • ✅ 直行直帰でも学びが途切れないよう、毎週水曜日の午前中に勉強会やスタッフ同士のミーティングの時間を設けています

実際に、急性期病棟での経験を経て訪問看護に転職したスタッフや、新卒で入職したスタッフの声も公開しています。あわせてご覧ください。

7. まとめ:レスピケアナースで訪問看護師として働くには

訪問看護師の1日は、直行直帰で複数件の訪問からスタートし、こまめな記録を重ねながら、そのまま退勤で締めくくられます。一人で利用者様のお宅を訪ねる仕事ではありますが、レスピケアナースには同行訪問やチームでの相談体制があります。ですから、未経験・病棟経験が浅い方でも安心して一歩を踏み出せます。

「自分にできるだろうか」と迷っている方こそ、一度お話を聞かせてください。具体的な訪問件数や勤務時間、残業の実感など、この記事でお伝えしきれなかった部分は、見学・面接の場で詳しくご説明します。

訪問看護ステーション「レスピケアナース」では、経験の浅い方・未経験の方の応募も歓迎しています

まずはお気軽に、見学・お問い合わせからどうぞ。

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