2026.07.29
ブランチェス様でAI研修|満足度100%の声
2026年7月17日、株式会社Branches様にて、管理者の皆さま36名を対象にAI活用研修を実施しました。テーマは「ケアのプロで あり続けるために-AIに、明日のヒトツを任せる」。講師を務めたのは、弊社取締役であり、全国介護事業者連盟 障がい福祉事業部会 福岡県支部 副支部長も務める中川路 匠です。
株式会社Branches様は「子育ても仕事もがんばる人を全力で応援する企業」を掲げ、福岡・兵庫・神奈川・沖縄で認可保育園や小規模保育園、小児を中心とした訪問看護、重心型の児童発達支援・放課後等デイサービスなど、子育てを支える幅広い福祉事業を展開されています。
研修後、ブランチェス様が独自に実施されたアンケートでは、回答者24名(管理者36名中)全員が「満足」「非常に満足」と回答してくださいました。今回は、当日の様子と、参加者の皆さまから寄せられた率直な声をあわせてご紹介します。

当日の研修風景(2026年7月17日)
「入門研修ではありません」から始まった80分
研修は、Claude Coworkの画面をそのまま見せるところから始まりました。今、AIは「人が聞いて、AIが答える」道具から、「人が任せて、AIが仕事を終わらせる」存在へと変わりつつあります。中川路はまず、その最先端の姿を見せたうえで、こう切り出しました。
「今日は、入門研修ではありません」
事前アンケートでは、Branches様の皆さまがすでにChatGPTやCopilot、Gemini、Notionなどを日常業務(お便りづくり、報告書、園だより、保育計画、会議の要約など)に使いこなしていることがわかっていました。だからこそ、ゼロから教えるのではなく、すでに使っている皆さんが直面している「6つの壁」──AIへの聞き方がわからない、情報の正誤が判断できない、個人情報が怖い、AIごとの違いがわからない、どこまで任せていいかわからない、自分の業務にどう活かすかイメージできない──を可視化するところから始めています。
今日持ち帰るのは「3つの型」だけ
研修の結論は、AIを使う前に「型」を決めることです。
- 壁打ちの型(企画・アイデア出し/嘘も大歓迎)
- 下書きの型(お便り・報告書・文章/一発正解は狙わない)
- 調べ物の型(行政文書・制度の確認/嘘は絶対NG)
「パソコンを開く前に、今日はどの型でいくかを決める」──このシンプルな整理が、参加者アンケートでも最も印象に残った内容として挙げられました(58.3%)。

Claude Coworkの画面をそのまま見せる、生実演の一場面
会場では、ChatGPTとGeminiの使い分けや、「役割・前提・条件・出力形式」を意識した指示文の作り方を、実際にその場でAIに入力しながら実演。さらに、資料を読み込ませて根拠のある回答だけを返す特化型AI「NotebookLM」についても、213ページに及ぶ行政資料を5分で使える状態にする活用法を紹介しました。個人情報については「無料版に入れない」「有料版でも名前は伏せる」「要配慮個人情報は別格」の3か条を共有しています。
締めくくりに伝えたのは、次の一言でした。
「AIで浮いた時間は、目の前の人と向き合う時間に戻すためのものです。私たちは、記録のプロではなく、ケアのプロだから。」
アンケートで見えた反響
研修後、ブランチェス様が独自にアンケートを実施され、管理者36名のうち24名(回答率66.7%)から回答が寄せられました。
| 項目 | 結果 |
|---|---|
| 研修全体の満足度 | 非常に満足 70.8%/満足 29.2%(合計100%) |
| 内容のわかりやすさ | とても分かりやすかった 83.3%/分かりやすかった 16.7% |
| 今後の業務への活用 | すぐに活用できる 29.2%/活用できる 45.8%/もう少し学べば活用できる 25.0% |
| AIへの意識変化 | 積極的に使ってみたい 41.7%/これまで以上に活用したい 45.8%/関心は高まったが不安がある 12.5% |
特に印象に残った内容としては、「下書き・壁打ち・調べ物の3つの活用方法」(58.3%)、「ChatGPT・Geminiの特徴と使い分け」(54.2%)、「役割・前提・条件・出力形式によるプロンプト設計」(41.7%)が上位に挙がりました。
参加者の声(アンケート自由記述より抜粋)
苦手意識が大きかったが、まずやってみようと思えたことが一番大きかったです。
今までなんとなく文章でGeminiに聞くことが多かったですが、用途によってClaude CoWorkやNotebookLMも使って、さらに業務効率化できるようにしていきたいと思った。自分自身の思考整理・言語化のスキルを高めていきます。
AIは人間の代わりになるものではなく、人間が作り、生活や社会に影響を与えるもの。正しく使いこなせるよう、時代の波に取り残されないよう学び続けていきたい。
AIの活用を仕事に活かし、こどもたちの支援や保護者への支援に時間を使えるよう、スタッフと一緒に活用していきたいと思います。
とても分かりやすく、また引き込まれるような話し方で、あっという間の時間でした。

約80分、休みなく語り続けた研修の様子
おわりに
今回のように、生成AI・エージェント型AIの「使い方」を、現場で働く皆さまの言葉に翻訳してお伝えする研修を、アイランドケアでは福祉・介護・保育の現場向けに実施しています。研修や講演のご相談は、お気軽にお問い合わせください。
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※本記事の内容(AIツールの仕様・料金等)は2026年7月時点のものです。AIサービスは更新が頻繁なため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。
※参加者の声はブランチェス様が実施されたアンケートの自由記述より、個人が特定されない形で抜粋・引用しています。