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10月25日（木）、春日市のクローバープラザにて行われた採用力強化セミナーに参加してきました。そこで、採用強化についての取り組み事例として話をさせていただきました。

今後の人口減少に際して、人材採用はますます困難な時代に

すでに介護業界では売り手市場であり、人材採用の困難さが国でも話題として挙がっています。報酬の少なさもさることながら、そもそも人口が減少している上に介護が必要な人口は増えているということが、この問題に拍車をかけている状況です。

人材採用に必要なこと

今回のセミナーの中で、いくつもヒントをいただくことが出来ましたが、その中でも福利厚生や条件等のみ書かれた採用はデジタルネイティブの世代には全く響かないということが印象に残りました。

仮に社長が１０枚ある文字情報だけの求人情報を見たとして、その中で自社の求人を見つけることは困難なのだそうです。それは求職者にとっても同じで、結局はその人にとって本当に良い会社にたどり着けないといったことが生じるとのことでした。

必要なのは、他社との違いや強み、また求職者に訴えていきたい想いが違いを際立たせるということです。

コミュニティ・リクルーティングという考え方

香川県小豆島や宮崎県川南町、また愛知県豊明市では、地域ぐるみで企業がスクラムを組んで地域の魅力発信+地域の企業の魅力（＝求人情報）を発信し、成功している事例もあるそうです。

介護・福祉業界もゆくゆくは、その地域の介護事業所がスクラムを組んでその地域に介護人材を呼び込む取り組みをしていく、そんな姿も良いのではないかと思います。それぞれの事業所の特性や強みを他社も理解することで、地域の介護・福祉業界全体が盛り上がっていくのではないでしょうか。